【木工Q&A】屋内用のポケットホールスクリューを屋外で使うとどうなる?

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屋内用ポケットホールスクリュー(専用ビス)は「亜鉛メッキ」で表面処理されています。国内でよく見かける鉄製ビスの表面仕上げは「ユニクロメッキ」が主流です。ユニクロメッキはやや青味がかっているのが特徴で、亜鉛メッキより対候性に優れていると言われていますが、実際にはほとんど同程度の対候性を有しています。一方で亜鉛メッキは青味の少ない純粋な銀色に近い色味をしています。

亜鉛メッキはポケットホールスクリューにおいては屋内用とされていますが、十分に対候性がある表面処理です。日光や風雨だけでなく塩害にも強く寿命が高く、なにより製造時の環境コストが低くエコであることが特徴です。ユニクロメッキと同等くらいと考えるとイメージがつきやすいかもしれません。

ステンレスほど錆びづらくはありませんが、直接風雨に晒されない限りは強度が大きく低下したり破損するほどの錆や腐食は起こりません。特に見えづらい場所など目立たない場所には屋外でも積極的に使用しても良いでしょう。

ポケットホールスクリューには屋内用の亜鉛メッキ仕様、屋外用のBLUE-KOTE仕様、同じく屋外用のステンレス製の3種類がラインナップされています。亜鉛メッキとBLUE-KOTEはいずれも鉄製ですが、BLUE-KOTEはKreg社の独自のコーティング技術で亜鉛メッキ以上の対候性を有しています。

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